『子供に「気づき」を与える簡単な方法とは？』

早稲田ユナイテッド川崎アカデミー

『子供に「気づき」を与える簡単な方法とは？』

それは、

どんな練習、勉強でも、「何をやるか」だけを伝えて、
それ以外は伝えず、まず子供にやってもらう

のです。

そして、

「今、やってみてどうだった？」

と、こんな風にやったらもっといいかも、これだと上手くできない、つまらない、などなど、
率直な感想、意見を聴く。

こうすることで、その練習の趣旨、ポイントなどをカラダで体験して、感じ取ることができるのです。
そして、そこで、どう感じたかで「気づき」が生まれるのです。

もし、最初から、期待できる効果や、こうやるといいというようなところまで、教えてしまうと、
自分で子供が「気づく」ことが少なくなり、印象にも残りづらくなったり、楽しさも半減してしまうのです。

子供は自分で、「気づく」ことで、「楽しさ」を手にいれ、もっと知りたいという「好奇心」が生まれるのです。これが、サッカーをもっとやりたい、もっと上手くなりたいという「気持ち」「やる気」を育むのです。

サッカーだけでなく、勉強でも使えます。

例えば、

１．５分間で、英単語を１０個丸暗記してもらう。そして、意味とスペルのテストを行う
２．５分間で、英単語１０個を含めた英文+翻訳+単語の意味が載っているプリントを読み上げてもらう。そして、意味とスペルのテストを行う

個人差があるが、この２つの違う方法で英単語を覚えると、何度か繰り返すことで違いに気がつきます。
１番は、短期的に記憶に残るが、時間が経つと記憶から薄れやすくなる

一方、２番は、発音、文章の並び、文章の意味、単語の意味などが１つの文章として記憶されるので、他の単語との並びや文章の意味などから記憶に刻まれやすく、この文章を思い出すことで、１０個の単語を思い出すことができるようになるため、応用して使用することもできるようになる

この違いは、言葉で教えるだけでは、あまり理解できないが、実際にやってみると効果を実感できるのです。

是非、試してみてください。

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