『サッカーサポーターって何のためにいるの？』〜 FIFAクラブワールドカップジャパン2015 南米サポーター「赤い集団」の迷惑行為から考えるサポーターの本当の存在意義とは？

早稲田ユナイテッド川崎アカデミー

『サッカーサポーターって何のためにいるの？』

〜 FIFAクラブワールドカップジャパン2015 南米サポーター「赤い集団」の迷惑行為から考えるサポーターの本当の存在意義とは？

12月20日にFCバルセロナがリバープレートに3-0と快勝し、クラブ世界一に輝いた。

3位決定戦では、サンフレッチェ広島が広州恒大に2-1と見事な逆転勝ちでクラブ世界三位に輝いた。

両試合ともに、とても素晴らしい試合でした。

会場ではたくさんの子供たちが目を輝かせて、世界のスーパープレーを目の当たりにしていました。

その華やかな舞台を演出していたのは選手はもちろんサポーターもその一員だった。

同時に、残念ながら一部のサポーターによる様々な迷惑行為が日本中で行われていたのをニュースなどで観た方も多いのではないでしょうか。

決勝戦の裏側でも、こんな迷惑行為が横行していたのも事実だ。
非常に残念だ。その姿を悲しそうな目で見つめる子供たちに、同じ大人として申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

ビール売りのバイトの女の子に無理やりキスをするサポーター

トイレの列に並ばず、出口から入るサポーター

トイレに間に合わないから手洗い場付近の壁に立ち小便をするサポーター

観客席の間の通路フェンスに座ったり、立ち上がったりして、後方座席でこの試合を楽しみにして、
夢を持ってこの会場に来た子供たちの観戦の邪魔をする。全く観えないので何度注意しても、同じことを繰り返すサポーター

試合終了後にピッチに乱入するサポーター。そして、なぜか乱入したサポーターを取り押さえようとする警備から、そのサポーターを守ろうとするそのチームの選手

試合開始前から観客席でずーっとタバコを吸い続けるサポーター

発煙筒、花火を上げるサポーター

席を空けている間に人の席に勝手に座り、立ち上がったり、ビールをこぼしたり、戻ってきたらまた違う席に勝手に座るサポーター

彼らは地球の裏側にある日本に、一体何をしに来たんだろう？
たくさんの子供たちに、あきれた顔で「見えないよ！いいからどいてよ！」と言われる始末。。。情けない大人サポーター

そのサポーターたちは、ほとんどサッカーを観ていないのも事実だ。
お酒を飲んで楽しみたいなら居酒屋でも、パブにでも行けばいいのでは？
わざわざ日本まで来なくてもいいのでは？

一部サポーターの迷惑行為で、そのチームサポーター全員、その国全体がそのように見られてもいいのでしょうか？

メッシは複雑な心境ではないでしょうか。

彼らの行動を見てきて、改めて日本人の素晴らしさを実感できた10日間だった。

おもてなしの心
謙虚さ
気配り
礼儀

などなど、挙げればきりがない

そして、外国人がよく日本に来て、「日本人は親切、優しい、謙虚、おもてなしが素晴らしい」などと言われるが、
それは本当に日本人としての誇りです。
同時に彼らには、日本人のいいところを見習って欲しいものです。

では、本題に戻るが、「サポーターって何のためにいるのか？」

それは「サポーター」という名前の通り、そのチームを応援すること、サポートすること

応援する、サポートするということは、そのチームだけでなく、

「そのチームに入りたいと思っている子供たちに夢を与える」

という、とても大切な役割が含まれている

大人のサポーターはその事をしっかり肝に銘じる必要があるのではないでしょうか？

私たち大人は、サッカーだけでなく、人生の先輩として、次の世代の子供たちに夢と希望を与えるのが役割です。

子供たちは大人のやっていることをよく見ています

子供たちのお手本になるような大人で、サッカー場が、街中が、世界中が埋め尽くされる日がいつかやってくることを願う

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